2013年11月8日金曜日
九谷青窯の工房を見学してきました! その1
こんにちは、店長の樋熊です。
じりじりと太陽が照りつける初夏7月に、
石川県能美市にある「九谷青窯」さんを訪問してきました。
小松駅から車で20分くらい走ったところに、
ひっそりと「九谷青窯」さんがありました。
出迎えてくださったのが、こちらの窯を主催する秦さん。
九谷青窯は、従来の九谷焼とは一線を画した
盛り付けやすく、使いやすい「常用」のうつわを
若い陶工さん達の手仕事によって作り続けてきました。
作品でも大量生産でもなく、手仕事にこだわって、
一握りの人しか使えないものよりも、
誰もが気軽に使える普段使いのうつわを作る。
「日本の食卓がこの先も楽しく美しくあるように」
そんな想いをこめて製作されているそうです。
ショールームに通されると、棚一面にこれまでの作品がずらり。
どこのお店でも、どんな展示会でもこんなに揃う事はないというくらい、
青窯のうつわが所狭しと並んでいて、もう大興奮!
フリーデザインのことや、取り扱っている食器のこと、
青窯に対する思いなどをお話しさせていただき、
無事にお取り扱いができることになりました!
フリーデザインでこれから取り扱うアイテムを、
膨大にあるうつわの中から、実際に選んでいくのですが、
どれも素敵なものばかりなので、本当に選ぶのに苦労しました。
選んだ柄が2-3アイテムのものが多かったので、
「この柄で、こういうアイテムはないですか?」とたずねたところ、
「リクエストがあれば教えてください。作れますよ。」という返事が!
えーーーーー、それって別注じゃないですか?そんな簡単に作れるの?と、
高かったテンションがさらに跳ね上がってしまいました!
そして、その場でいきなり陶工さんと製作の打ち合わせに入ることに。
どんな形のものがいいか?柄はどこに入れるといいか?など、
使う人の用途やのせる料理などを考えながら、一緒に考えてオーダーしました!
そんな風にして、フリーデザインでは、
��人の陶工さんの6つのシリーズを取り扱いすることになりました。
順番に商品をご紹介していますが、先週の葛西さんの色絵葉繋ぎに続いて、
今週ご紹介するのは、高原真由美さんの色絵コマ、ゴス錆木賊です。
すごく派手なわけではないけれど、他の食器とあわせたときに、
おかずを載せた横にちらりと見える柄に、洗っているときの泡の向こうに、
そんなふとした瞬間に「あ、これいいな」と気付く。そんなうつわだと思います。
>>九谷青窯 色絵コマ
>>九谷青窯 ゴス錆木賊
次回は、いよいよ工房見学です!